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説明すると理解しきれてないことに気づく

~アウトプットを通じた深い理解~

理解の錯覚

理解したと思った事を知り合いに説明しようとすると、言葉に詰まった経験はないだろうか?

それは自分の中ではっきり理解しきれてないからという可能性がある。何かを理解しようとインプットすると、理解した気持ちになる。本を読んでいてもそうだ。だが、いざ、本の内容を説明しようとすると、ちゃんと説明できない。

アウトプットの重要性

その為、何かを理解しようとする時は、アウトプットすることが大事である。

それは、友達に説明する、SNSで理解した事を発信する、日記に書くなど何でもいい。(そう考えると、研修後のレポートを書くという作業は無駄ではないことに気づく)

対話を通じた理解の深化

一番いいのは、友達に説明することである。友達に説明した時に、質問を受けることもあるだろう。その質問は、自分では考えていない視点である事もある。その視点を再認識し、理解することで、多視点での理解となり、深い理解に繋がる。

学習環境の再考

こういう事を考えると、学習において、静かに黙々とやるのでは無く、人と話してアウトプットをする事も大事なのだと思う。

自習室のあり方は静かな環境であるという点をもう一度考え直しても良いかもしれない。(もちろん、学習に関係ない話で、周りに迷惑をかけるのはダメであるが。)

著者プロフィール

本間健太

本間健太|イノベーティブエデュケーター&AIクリエーター
元カーメーカーエンジニア。13年間の電気電子系システム&ハードウェア開発経験を活かし、現在は「よりそい学び塾」を運営。探究型学びとAI活用教育を実践している。2児の父。